しもべの余生(本物)

最近、挫折を味わいました。

お寿司を食べる時にルーレットは回さないほうが良い

初めまして。ホテルしもべ妖精です。

 

 

 

最近、「これに行ければ他はなにもいらない」ほど行きたかったイベントに全落しました。絶望していますが、元気に文字を打ち込んでいこうと思います!(マジ無理)

 

 

話はバク転して、皆さんお寿司は食べたことありますか。

 

私はホテルに入ってる高級お寿司屋さんに行ったことがあります。とても美味しかったことは覚えていますが、味は覚えていません。でも確かにあの時の自分は美味しいと感じていたのできっと美味しかったんでしょう。

 

でも実際、しもべレベルまで来ると高級寿司も近所にあるチェーンのお寿司屋さんもさほど差はありません。むしろ⒈おしゃれしなくて良い 2.秒で行ける 3.安い

これが揃ってるチェーン店の方が好みです。

 

そんなしもべですが、ひょんなことから友人とご飯を食べに行くことになりました。

そりゃもうお寿司しかないでしょという可愛い思考が私たちにはあるので、近所のチェーン店で食べることになりましたが、ひさしぶりに友人とお酒を飲みたいしもべはテイクアウトして家で食べることを提案。

 

しもべ「テイクアウトして家で食べん?家おいで!」

友人「おけ!」

 

さすが‘‘自称フッ軽‘‘。3文字で返信が来ました。

まあ、この2行の間には1日と24時間2日間の間があるんですけどね。自分もこの2日間は気を失っていたのでちょうど良かったです。

 

 

返事をもらい俄然楽しみな気持ちになってきた私ですが、ふと思いました。(あ、お寿司って家で食べる時はテイクアウトしなきゃいけないじゃん)

 

もちろん、お寿司屋さんでテイクアウトなんてしたことありません。非常にピンチ。力こそパワー。まず、テイクアウトってできるの?出来たとしてどうやるの?取りに行くならそこで食べたほうがはやくない?なんて疑問が出てくるあたりやはり人間にあまり向いてないですね。

 

でも同じことを考えてしまう人間になり切れなかった方々、たくさんいると思います。安心して下さい。私が今から細かく解説していきますから、それに従ってやれば

あなたも明日からの人間の仲間入りです。

 

 

 

 

~お寿司をテイクアウトする方法~

 

割愛

 

 

~さっそく、じっしょく~

 

わ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

すっごく美味しそうだね!!!!!ケンタッキーを初めて見たときくらいテンションが上がります。

 

それにしてもなぜこんなにも片側に寄っているのでしょうか。寂しかったのかな……。

それなら仕方ないですね!人間にだって寂しいときはあります。そう、例えば、どうしても行きたかったイベントに外れたとき、、、と、、、。もう、この話はやめましょう。誰も幸せにならない。絶対に許さない、。何がとは言いませんが、絶対に許すことは無い、死ぬ時も思い出して憎しみに震え悶えながら私は生涯を閉じていくでしょう。

別に怒ってないです。

 

 

気を取り直してください!!

 





おっおいっ!!!落ち着けって!!!!そんなに暴れたからってイベントには行けないんだぞ!!!わかる!!わかるさ!!!私だって22にもなって朝から大泣きしたんだぞ!!この惨めな気持ちがプラスチック越しに見ていたお前に理解できるのか???無理だろ!!!お互い慰めあうんだよ!今こそ力を合わせる時じゃないか!!!

 

 

ペットボトル「ごめんね」

 

許しました。

 

そんなことはどうでもいいんですよ。

 

今回、ただお寿司を食べるだけではなくルーレットを回して当たったものを食べる制度を導入しました。

 

結論から言うと、普通に食べたほうがいいです。シンプルに自分のペースで好きなものを食べるほうが楽しいです。

 

お前らも!!自分の人生運任せにするんじゃねぇぞ!!自分の意志で決めるんだよ!!!!!!!!わかったか!!!!!!!

 

なので、私もどうにかイベント会場に入る方法を考えたいと思います。そう、抽選なんて運任せではなく、自分の力で入るんだ……。

 

そういうわけで私にはやらなければいけない頃が出来たのでこのあたりでさようなら。

次は獄中で会いましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美味しかったみかんジュース(R18)

 

ちょっと世界線が違うので(人気アーティスト編)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プレゼン資料

 

 

 

「……どう?」

「どうって言われても、ねぇ。なめてるとしか思えないかな」

「なめてなんかないよ!結構頑張って作ったのに、そんなこと言わないでよ!」

「いや、正直な感想を教えてって言ったのはそっちじゃん」

 

友人のはそういってあからさまに眉を吊り上げる。確かに正直に言ってと言ったのは私の方だった。もちろん友達の意見も受け入れなくてはいけないと分かっているが、昨晩徹夜で作ったものをいとも簡単に悪く言われると堪えるものがある。

 

私がキンググヌーを知ってのは少し前の事だ。ある日何気なく見ていた音楽番組での彼らの容貌、さらには二つとない音楽センス。魅了されるのは当然だったのかもしれない。ただその時はそれまでだった。(この後、修学旅行で行ったグアムの道端で白目をう歌いながら闊歩するほどハマることになる。あの時が人生で一番楽しかった)

 

ではなぜ、私はこんなプレゼン資料を作っているのだろうか。これには深く深く深~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~いところとは全く縁もゆかりもないほど浅い理由がある。単純に友人と「最近自分がハマっているものプレゼン大会」をやろうという話になったからだ。よく皆さんのTLにも流れてくるでしょ?そのジャンル界隈では人気の高い絵師(字書き・コスプレイヤーでも可)がかなりクオリティの高い「推しキャラプレゼン大会」を行い、ジャンルの垣根を超えたところでバズっているのを。そのツイートを見ては嫉妬し、見ては嫉妬し、ついに私たちもやろうではないかとなった。

少しでもクオリティの高いプレゼンが出来たらツイッターにあげよう、そしてバズろうと誓いを立てた2日と24時間後、私は友人から「なめてる」とお言葉を頂いた。(私のプレゼンはキャンディ―ではない)

 

 

「まずさ、いろいろ言いたいことはあるけどキンググヌーっていうのがなめてるよね。まだ新規とはいえ、さすがにグループ名は正しく書こうよ、キンググヌーってかたかなじゃないじゃん」

「そうなんだけどさ、なんかカタカナの方がかわいいじゃん……」

「え、そういう問題じゃなくない?なんか子供向け雑誌に登場するときみたいになっちゃうじゃん」

「(ちょっとよくわかんない)」

 

友人のよく分からない例えになめているのはどちらか分からなくなる。

 

「もう、やめにしよう。こんな会話はやめにしよう。慣れないことして、私たちが仲悪くする必要なくない?ツイッターでバズるなんて無理だよ」

「無理かどうかは分かんないじゃん!……でもそうだね、あんたの言うとおりだよ。今回はやめにしよっか。てかまず三日って短すぎるんだよ、もっと時間があればうちらだって界隈の有名人だよ」

「期限は一年です。っていわれても?」

「嘘。前言を取っ払わせてもろて」

 

本当に適当なことばっかり言ってるんだから。

 

「とにかく!キンググヌーのこと好きになったんでしょ!確かに向井のことはよく見かけるね。人気の曲くらいしかしらないけど、向井のことはなんとなく耳に入ってくるんだよね」

 

さすがツイ廃と言うべき友人、キンググヌーにの基礎知識はある程度もっているみたいだ。私なんて初めのころは同時期に出てきた髭男爵?みたいなグループとよく間違えたものだ。別に私だけじゃない。この二組の違いが分からんと言ったツイートがバズっていてそれにいいねをしたのは記憶に新しい。やっと見分けがつくようになってきたのは完全なる私の努力だ。まあ、まだたまにまちがえてしまうのだけど。ご愛嬌だろう。

 

「向井みたいな人間になれたら人生楽しいだろうな。私が向井になれたら周りの人間を踏み潰すもん」

「発想がどうしたなんだよ、ジェルライナーの上から濃いシャドウを重ねる時の某アイドルかよ」

「あの子かわいいよね~」

「「そうじゃない」っていうとおもったー-!」

「あははははははは!!」

 

先ほどまでの険悪な雰囲気は何だったのか。やっぱりこうやってすぐに冗談で笑いあえる私たちはどんなバズよりも素晴らしいものだろう。改めて自分たちの仲を確認しあった私たちは帰路へと着いた。

 

:::

 

「待って!!!!あの人向井さんじゃない?!」

「いや、そんな向井がこんな道端をあるくわけ……えっ??!!めっちゃ似てる!!!ちょっと覗いてきなよ?!」

 

そういって肘で背中を押される。普段なら絶対に遠慮してしまうが、なぜ友人といる時の女子というのはこんなにも横柄なんだろうか。私はズカズカ(ズカズカ宝塚)とその人物のそばまで行き顔を覗く。初めて見るアーティスト中ではない向井さん、いったいその素顔はどんなものなのか期待が胸を膨らませる。

 

「……」

「……」

「……」

 

「ぜっんぜん違うじゃん!!!!」

「は~~~~~~~~~~~~!違うんかい!!早く戻っておいで!!!!」

 

向井さんぽい人には申し訳ないが、まったくの期待外れに胸も萎んでしわしわになってしまった。もともとないのにこれじゃあ困る。まあ、こんな田舎で人気アーティストが歩いているわけないのだ。まだ少し残るドキドキとじわじわ押し寄せる悲しみが、私ってもう向井さん、いやキンググヌーの虜なんだと気づかせる。今はまだどんなに足掻いても新規だけど、一年二年と経てば誰でも新規は卒業できる。もっと深く知れる。これからのキンググヌーの活躍はまだ誰も知らないのだから。感動の瞬間を古参・新規関係なくリアルタイムで目の当たりにして共有できるのだ。こんなにワクワクしたのはいつぶりだろう。萎んだ胸は先ほどまでなかった熱量を伴ってじわじわと膨らんでいく。

 

「なんか楽しそうだね」

「うん!なんかキンググヌーのことを知ることが出来て本当によかったなって思う!」

「ならよかった!それはそうと私のプレゼンも聞いてくれない?私も結構頑張って作ったんだよー!」

「聞く聞く!!何をテーマにしたの~?」

「えっとね、俳優の井口サトル!」